但馬ミツロ選手が2023年6月10日に日本ヘビー級ボクサーとして6連勝を飾りました!
日本ボクシング界で世界のヘビー級で通用するのではとかなり期待されているボクサーです。
そんな但馬ミツロ選手のこれまでの経歴について調べてきました!
但馬ミツロがボクシングのヘビー級で6連勝!
井上尚弥選手などの軽量級では、日本人ボクサーが目覚ましい活躍を見せていますが、日本人ボクサーでは非常に厳しいとされているヘビー級という階級。
そんな中でデビューから6連勝で勝ち進んでいる但馬ミツロ選手がいます!
亀田興毅さん
2023年6月10日に開催された元世界王者の亀田興毅さんが主宰する「3150FIGHT SURVIVAL vol.5」にて、ベネズエラ出身ボクサーで14戦10勝4敗のキャリアを持つルイス・マリン選手から8R判定で勝利しました。
ルイス・マリン戦の試合ではKOこそできなかったものの、持ち前のスピードと的確なパンチにより、何度も相手からマウスピースを吐きださせ、終始優位に試合を進めて勝利を収めました。
ヘビー級の選手でありながらスピードを兼ね備えたボクサーが但馬ミツロ選手です!
但馬ミツロの経歴
ここで但馬ミツロ選手のプロフィールを簡単に振り返ります。
本名: 但馬ブランドンミツロ
身長/体重: 180cm/ 120kgオーバー
国籍: ブラジル
誕生日: 1994年11月4日
出身地: 愛知県
最終学歴: 中央大学
格闘技: ボクシングヘビー級
日本人の父親とブラジル人の母親のもとに生まれ、父親は但馬ミツロ選手が生まれてすぐに亡くなり、ブラジル人の母親のもとで育てられます。
そのため、国籍自体はブラジルとなっているため、厳密には日系ブラジル人となります。
高校からボクシングをはじめ、中央大学在学中に全日本選手権ライトヘビー級で2連覇するなど、アマチュアで計5冠を達成します。
その後にリオデジャネイロオリンピックや東京オリンピックを目指しますが、日本への帰化申請の手続きの遅れや怪我により出場を断念することになります。
2020年5月にプロデビューすると、2021年6月に当時日本ベビー級王者だった上田龍選手とプロデビュー戦を行う予定でしたが、但馬ミツロ選手のヘルニアにより試合が中止に。
2021年6月にKWORLD3ジム(元3150ファイトクラブ)に移籍すると、2021年12月に非公式戦ではありますが、元WBFクルーザー級王者の西島洋介選手に2RKO勝ちを収めます。
但馬ミツロ選手の入場曲は、アントニオ猪木さんの「炎のファイター 〜INOKI BOM-BA-YE〜」のアレンジバージョンとなっていますね。
プロデビュー戦前に亀田興毅会長と実際に猪木さんにお会いして、曲の使用許可をいただいていました。
但馬ミツロのプロデビュー戦から1R5連続KO!
2022年4月に韓国人ヘビー級ボクサーのキム・サンホ選手から1RTKO勝利を収めると、プロ2戦目には韓国ヘビー級王者のイ・ソンミン選手と日本ヘビー級王者をかけて戦います。
イ・ソンミン選手から1Rに豪快なアッパーからのラッシュでTKO勝利し、2戦目にして日本ヘビー級王者に輝きます!
その後もタイやインドのヘビー級選手と戦い、勝ち星を重ねていき2023年6月にはベネズエラのルイス・マリン選手から6勝目を挙げました。
日本ボクシング界からの各方面から期待されており、亀田興毅さんや亀田大毅さんはもちろんのこと、元世界ミドル級王者の竹原慎二さんも但馬ミツロさんに多大なる期待を寄せています!
但馬ミツロ選手の戦績
2023年6月時点では6戦6勝5KOです。
KO連続記録は6戦目に途絶えてしまいましたが、順調に勝ち星を重ねています!
1戦目(2022年4月29日) 1RTKO勝利 vs キム・ホンデ(韓国)
2戦目(2022年8月14日) 1RTKO勝利 vs イ・ソンミン(韓国) 日本ヘビー級王座獲得
3戦目(2022年11月27日) 1RKO勝利 vs ナタポン・プランピーマイ(タイ)
4戦目(2023年1月6日) 1RKO勝利 vs スタット・カラレック(タイ)
5戦目(2023年4月16日) 1RKO 勝利 vs ナビーン・バーマ(インド)
6戦目(2023年6月10日) 8R判定3-0 勝利 vs ルイス・マリン(ベネズエラ)
但馬ミツロの今後とかがみんの感想!

但馬ミツロ選手は日本ヘビー級ボクサーとして、現在最も世界と戦える選手になるのではと期待されています!
亀田興毅さんもこれから毎月試合をしてマイクタイソンロードを歩ませると公言していましたが、まずは10連勝して世界から注目を集めたいと考えているようです!
これまで日本ボクシング界からヘビー級王者は難しいと考えられていたようですが、但馬ミツロ選手によってその壁を打ち壊してくれそうな気がしますよね。
但馬ミツロ選手本人も30代中盤ぐらいを全盛期としてもっていきたいとAbemaのインタビューの中で語っていたこともありますので、重大な怪我さえなければかなり期待できると思います。
6戦目の前にイギリスからのスパーリングパートナーとして、ジェイミー・シケーヴァ選手とスパーリングも公開されていましたが、細川バレンタインさん曰く、まだまだ本場のアメリカやイギリスのヘビー級選手とは差があるのではとも…。
まだまだ但馬ミツロ選手もレベルアップしていくと思いますし、かがみんも日本から世界ヘビー級王者誕生への期待も込めて今後も注目していきたいと思っています!
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